「頭のてっぺんから足のつま先まで蕁麻疹が出て……」秋田県在住「美人コスプレイヤー」が明かす“コロナワクチン後遺症”の現実
コロナワクチン接種後に相次ぐ副作用
2020年から始まった新型コロナウイルス騒動。それを解決する切り札として、2021年に接種が始まったのがいわゆるコロナワクチンである。感染症の専門家を名乗る医師などがテレビに出演し、ワクチンの接種を呼び掛けた。ところが、接種開始の直後からSNS上では体調不良を訴える人が相次ぎ、ワクチン接種が原因と考えられる“ワクチン後遺症”が問題になっている。
(全2回の第1回)
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コロナワクチンの接種事業は迷走を続けた。そもそも、大半の医師はウイルスの研究者ではない。そのため、ウイルスが変異することすら知らない医師が多かったのかもしれないが、当初は2回で良いと言われていたものが、変異を理由にあれよあれよという間に何回も接種することになってしまった。政府の説明も当初は「感染を予防する」だったものが、「発症を予防する」「重症化を防ぐ」などと二転三転し続けた。
この10月から、コロナワクチンの接種が始まるという。その一方で、ワクチン後遺症に苦しみ、体調不良を訴える人々が国に賠償を求めて訴訟を起こし始めている。現在確認されているだけで、コロナワクチン接種後に亡くなり、予防接種健康被害救済制度に基づいて国から死亡認定を受けた人は773人(2024年8月21日現在)にも達する。しかし、判明しているのはおそらく氷山の一角と推定され、原因不明の副作用で今も苦しんでいる人が大勢いると考えられている。
コロナワクチン接種率トップの秋田県
日本のなかでも、東北地方は総じてコロナワクチンの接種率が極めて高い。NHKが公表しているデータによれば、2024年3月31日時点で、東北6県はすべての県でワクチンを2回接種した人の割合が80%を超えている。なかでも秋田県は86.73%にも達し、全国トップの接種率だ。もっとも低い沖縄県は68.68%であり、大きな開きがある。
そんな秋田県に住む「まひ」さん(仮名/29歳)は、高校生の頃からコスプレを楽しんできた女性である。ところが、2022年にコロナワクチンを接種後に深刻な副作用が起こり、現在も後遺症に悩まされながら通院の日々を送っている。仕事にも支障が出始め、長年勤めた職場を退職した。コロナワクチン後遺症と診断されるまでに地元の病院を何軒も回ったものの、どこの病院でも医師から「わからない」「異常なし」と言われてきたという。
今回、まひさんにインタビューを申し込み、ワクチン後遺症になった経緯から話を聞いた。
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