【追悼アラン・ドロン】あの名作CMに出演した意外な理由…「世界のミフネ」が橋渡しをしていた!

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「太陽がいっぱい」は違う役を予定していた

 名優、アラン・ドロンが亡くなった。享年88。

 アラン・ドロンといえば、なんといっても「太陽がいっぱい」(1960年)である。貧困の身ゆえ、裕福な友人(モーリス・ロネ)を殺害し、なり替わって財産も恋人も奪おうとする孤独な青年を見事に演じた。

 ところが、この2人の配役、当初は逆の予定だったという。最近、佐賀新聞での連載コラムが2000回を突破して話題となった映画評論家の西村雄一郎さんが、かつて「キネマ旬報」パリ特派員時代、ルネ・クレマン監督にインタビューして、意外な裏話を聞きだしている。...

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