松田優作が遺作台本を片手に漏らした“本音”とは… 行きつけの温泉宿「水香園」女将が明かした素顔

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 来年は「昭和100年」。その節目を記念して、時代を彩ったスターたちと温泉をテーマにした一冊『宿帳が語る昭和100年 温泉で素顔を見せたあの人』(潮出版社)が刊行された。著者である山崎まゆみさんが、宿の主人や女将(おかみ)たちから聞いた秘話を厳選。昭和の大スター・松田優作が遺作台本を片手に漏らした本音とは――【山崎まゆみ/温泉エッセイスト】

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 一人台本を持ちながら、あるいは夏休みに子どもたちと家族旅行でと用途を分けて、松田優作は東京都奥多摩に湧く松乃温泉「水香園(すいこうえん)」を訪れた。...

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