「“白鵬イジメ”は外国人差別」 「白鵬米」騒動で追放されそうになるも、弁護士を立てて“反撃”
日本相撲協会から敵視され、土俵際に追い込まれている元横綱白鵬こと宮城野親方(39)。先般もある騒動でアヤをつけられ、あわや角界から追放されるところだったが、代理人弁護士を立てて難を逃れたという。“白鵬イジメ”の実態と、ついに講じられるようになったその対抗策とは。
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今年5月、宮城野親方は自身の名を冠したブランド米「白鵬米」を巡る騒動で、協会から呼び出しを食らうピンチを迎えていた。
さる宮城野部屋の関係者が経緯をこう振り返る。
「そもそも白鵬米とは、宮城野親方にゆかりのある新潟県南魚沼市の農家が育てたコシヒカリで、2022年に販売が始まりました。同年10月9日、親方は南魚沼市を訪れて優勝額を贈呈したり、白鵬米を試食したりするPRイベントに参加したのですが、その現場で販売業者とさる南魚沼市議とがもめ事を起こしてしまったのです」
白鵬米の販売業者からすると、
「現場の仕切りを部分的に任せていたその南魚沼市議が、自らの支援者ばかりをイベントに呼んでおり、事前の打ち合わせ内容と顔ぶれが違うので、業者は腹を立てたようです。さらに市議は、運営側から禁止されていたにもかかわらず、何度も親方に支援者との写真撮影をお願いしていました。看過できなくなった業者がその場で注意をしたところ、市議は暴行されたと主張し始めたのです」(同)
以降、市議は販売業者から被害を受けたと言い回るようになったそうだ。
監禁され、脅迫を受けたと主張
そして、今年3月には相撲協会宛てに〈横綱元白鵬氏とその取り巻きによる被害について〉と題した告発文を提出。宮城野親方が呼び出されたのは、これが提出されたからだ。
「市議は告発文でイベント当日の暴行だけでなく、その後、販売業者の東京の事務所まで呼ばれて監禁され、脅迫を受けたと主張しています。さらには知人から聞いた話として、販売業者が暴力団の山口組と関係しているとも。彼は、そんな販売業者をとがめず放っておいている宮城野親方は金にあざとく品性にかける人物で、処分を下してほしいと訴えています」(同)
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