「彼に幻想、キノコで幻覚、気づけば病院……」 マジックマッシュルームの“味見役”にされた女子大生の悲劇

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第1回【真面目な女子大生はなぜ大量の「幻覚キノコ」を摂取したのか…麻薬取締官が「もはや人体実験」と絶句した壮絶な現場】からの続き

 著者が現役の麻薬取締官だった当時、ある女性からの相談が舞い込む。曰く、「妹が交際相手に騙され、マジックマッシュルームの栽培をさせられている」。“妹”の自宅に踏み込むと、泡を吹いて寝室の床に倒れ込んだ彼女と、栽培中の幻覚キノコ、さらに「メキシカンBZ ブレンド」などと殴り書きされたメモが見つかった――。【瀬戸晴海/元厚生労働省麻薬取締部部長】...

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