夏の甲子園は守って勝つ!“飛ばないバット”の導入で「新たな守備戦術」が見えた…「打率最下位」のチームが打って出た“割り切った作戦”
甲子園大会で反発性能を抑えた新基準バットが導入されたのは、今春のセンバツからだった。今夏の甲子園出場49校が、それぞれ最初の試合を時点での全25試合で、1点差ゲームは7試合、さらに完封でのゲームは8試合。これを、新基準バット導入前の過去2年、開幕からの25試合で比較してみると、2023年は1点差ゲームが5、完封でのゲームも5、2022年は1点差ゲームが6、完封は3試合にとどまっている。【喜瀬雅則/スポーツライター】
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