NISAとiDeCoは結局どちらを優先すべき? ファイナンシャルプランナーが出した結論は

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 8月の「世界同時株安」と「日本株大暴落」は、改めて資産運用の難しさを浮き彫りにした。長期で運用すれば「安定したリターンを実現しやすい」とされるインデックス型の投資信託も、株価の連鎖安からは逃れることはできず、基準価額は一時大きく値下がり。年初から人気商品の“オルカン”(全世界株式)などで積み立てを継続してきた人の中にも「一時、含み益がゼロ、そして含み損へ」という例も見られた。

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 もちろん冷静に考えれば、「老後に向けた資産形成」が目的の場合、今回のような暴落は「平均取得単価を抑える」好機と捉えることもできる。...

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