「死にたい気持ちを忘れるために店を再開」 能登半島地震で妻子を失った居酒屋店主が語る決意 「自力で調査してビル倒壊の理由を明らかにする」

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「がんばれー! がんばれー……」。今年1月1日、石川県輪島市の市街には、救急隊員の悲痛な声がこだましていた。能登半島地震で倒壊したビルが隣の居酒屋を住人ごと押しつぶしてしまったのだ。犠牲になったのは2人の女性。それから7カ月、店主の楠健二さん(56)が、ある“決心”を吐露した。

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「(家族と家を一度に失ったのだから)年内は仕事なんてできないと考えていました。でも、何もしないと時間が空く。そうなると、たぶん死にたくなる。そういうことが何度もありました。...

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