子犬の「死亡事故件数」で「大ウソ」を発表 ペット業界大手「ペッツファースト」の「コンプラ不在」
ペットの名前は「ドンペリ」
「(同社の)正宗伸麻社長が会社の朝礼で“子犬は幼く小さいうちに売ったほうが売れるから子犬のため”といった主旨の発言をしたのを聞いたことがあります」
ペッツファーストの元幹部社員はそう明かす。
「元々は正宗社長の父親が『ワンニャン村』という犬猫の移動販売からスタートしたペットショップを経営していて、正宗社長の代になってからペッツファーストに社名変更しました。彼がよく言っているのが、“ペット販売におけるエルメスになりたい”。それで会社のイメージカラーがオレンジなのです」
実際、ペッツファーストは他社と比較して1個体あたりの価格が高く、「高級志向」を売りにしている。
「正宗社長自身、エルメスが大好きでよく買い物をしています。また、自分が飼っているペットに『ドンペリ』という名前を付けていたり、偏った高級ブランド志向がある印象です」
8月21日発売の「週刊新潮」では、同社と取り引きしていたブリーダーから寄せられた、「取引時に正確な生年月日を確認していなかった」という重要な証言などと併せて詳報する。