松本まりか「夫の家庭を壊すまで」に見た「不倫あるある」と「ないない」

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 復讐に燃える「サレ妻」を描いたドラマ『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)が話題となっている。男女問題を30年近く取材し『不倫の恋で苦しむ男たち』などの著作があるライターの亀山早苗氏は、この作品をどう観たのか。

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 同作は、放映初回から松本まりかの怪演(?)が評判となっていた。夫に「もうひとつの家庭」があると知ったとき、妻はどうするのか。1話目から話はトントン進んだ。

 主人公の如月みのり(松本)は、高校時代に一目会ったときから心を震わせ、生涯たったひとりの人と決めた相手を愛し抜き、10年後に結婚。...

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