スプーン曲げ少年をめぐるマスコミの暴走 ユリ・ゲラー「超能力ブーム」はなぜバッシングに変わったのか

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第1回【「ユリ・ゲラー」テレビ初出演から50年…矢追純一氏が語った「特番の舞台裏」と「超能力ブーム」】の続き

 日本の70年代オカルトブームの中でも、超能力ブームはひときわ盛り上がった。その立役者といえば今年78歳を迎えるユリ・ゲラー。そんな彼を初めて日本のお茶の間に登場させたのは、当時、日本テレビのディレクターだった矢追純一氏である。だが、番組の影響を受けた「スプーン曲げ少年」が「インチキ」としてマスコミの糾弾を受けると、ブームは急激にしぼんでいった。
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