新宿ストーカー刺殺 25歳被害女性が銀座の高級店に勤務していた頃、SNSに投稿していた「ナンバー1への飽くなき追求心」【スクープその後】

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「お客様ノート」を毎日書いて4カ月でナンバー1に

 亡くなった平沢さんは持ち前の美貌を生かし、銀座や上野で売れっ子ホステスに駆け上がった。下記は平沢さんが銀座時代、煌びやかなジュエリーを身につけ、高級酒「ルイ13世」を手に持った自撮り画像とともにSNSに投稿していた文章である。

〈数千円差でNo.1逃すとかザラにあるし となるとあの時一杯飲んでれば…って後悔する事になるよね 「来週会うって言ってくれたからシャンパンはその時にしよ♪」って、そのまま音信不通になったら あの日にシャンパン飲みたかったと後悔する事になるよね お客様はいつ帰るか分からない、いつ居なくなるか分からない〉

 決め台詞は、

〈アンジェラベイビーでもあるまいし 黙っててもアルマンドは降っていこない〉

 別の投稿では、高級シャンパンに囲まれながらピースを決めて、夜の街で生き抜く覚悟をこう綴っている。

〈18歳の時銀座で働いた時には相手にされず 1日席に付けてもらえない日、数えきれないくらいあった。そしてやっと数組出来たお客さん。私の来客はボックス空いてても数名だとしても必ずカウンターだった〉

〈やっと立ち上がってX(実際は銀座の店名)に入店した時は毎日出勤して指名のお客さん被ってたとしてもフリーが来店したら必ず席付いてお客様ノートと来客、売上を毎日欠かさず 手帳に書いてお客さんゼロスタートから4ヶ月目でやっとNo.1になれて辞めるまでずっとその地位を貫いて今の私がいる〉

〈まだ未熟だけど そんな時もあったの だから私がずっとスタッフとキャストに言い続けてる“負けん気”と諦めずに頑張り続ければ必ず結果が出るよって言うのはそういう事。〉

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