「サレ妻」笹崎里菜アナ、今度こそブレイクのチャンス？ 夫の不倫をうまく“利用”する方法とは
KAT-TUNの中丸雄一が女子大生と密会していたという不倫疑惑が報じられた。妻で元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜がブレイクするチャンスは今だ、とライターの冨士海ネコ氏は指摘する。
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パリ五輪でアスリートの夫に帯同したフリーアナたちのインスタを見ながら、女子アナの「あがり」とはどこなのか考えてしまう。おそらくテレビ局での出世ではない。有名人と結婚して、悠々自適に子育てしながら、片手間にメディアに出続けることなんだなあ、と思ってしまうのは私だけではないだろう。
その路線からは大きく外れてしまったと同情を寄せられているのが、元日テレアナ・笹崎里菜さんである。KAT-TUNの中丸雄一さんと「シューイチ」で共演し、職場婚を果たしたのは今年1月。しかし夫が女子大生と密会していたというまさかの不倫騒動が発覚し、中丸さんは自ら謹慎を申し入れる事態となった。笹崎さんにも謝罪ずみというが、二人が今後どのような道を歩むか注目が集まっている。
笹崎さんは、「あがりそうであがらない」を繰り返してきた人だ。学生時代のホステスバイトを理由に、女子アナ内定を取り消され撤回を求めて裁判に。晴れて入社は果たしたものの、看板アナとまではいかなかった。未来の夫と出会うこととなる「シューイチ」に抜てきされるも、それ以降はスポットニュースやロケ企画で見かけることが多かった。ラグビーワールドカップ日本大会を担当しながらも、スポーツキャスターとしての爪痕は残せないまま退社を選んだ。
と、思ったら中丸さんとの結婚発表である。ジャニーズ（現STARTO）タレントと結婚すると引退する女性もいるが、笹崎さんは間をおかずにバラエティー番組やファッション誌に登場。ついに女子アナとしての「あがり」に王手をかけた。世間だけでなくご本人も、きっとそう思っていたことだろう。
それなのに、笹崎さんはまた「1マス前に戻る」ことを余儀なくされている。波瀾（はらん）万丈な人生と片付けるのは簡単だが、笹崎さんとしては「なんでいつもここぞというときに」と歯がゆい思いをしているに違いない。
でも、彼女の人生を改めて振り返れば、ちょっとやそっとのことではあきらめなかった人ともいえる。度重なるわが身の不遇に心折れて、表舞台からひっそりと姿を消していたって誰もが自然に受け入れただろう。けれども笹崎さんは、入社して手にするはずだったブレイクや好感度を手にするまで、ありとあらゆる挑戦を続けてきたのだと思う。良くも悪くも「あきらめの悪さ」が身上なのだ。
その姿は、グループ結成からメンバーの不祥事に振り回され続けながら、自分の生きる道を模索してきた中丸さんと同じなのではないだろうか。
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