「私はいたって元気です!」県議が驚愕した斎藤兵庫県知事の無神経発言 最側近の総務部長を更迭 9月議会もやる気満々

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 斎藤元彦知事(46)のパワハラなどの疑惑で揺れる兵庫県だが、8月16日の午後、今度は7月末から病欠していた知事の最側近と言われる井ノ本知明・総務部長を総務部付に異動するとの発表があった。

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 デイリー新潮は8月2日に配信した「【疑惑の斎藤知事】最側近“4人組” 2人が離反、3人目もサボタージュ…『辞任は否定』も『阿部一二三に祝福コメント』で批判殺到」で、井ノ本総務部長が議会などのドタキャンを繰り返していることを報じた。ある県職員は言う。

「いくら体調不良が理由でも、人事課などを掌握する総務部のトップが議会に出席しないとなれば、仕事が回りません。さすがにこのままだとマズいと、知事が更迭を決めたようです」

 もっとも、井ノ本総務部長の体調不良にも疑惑の声が上がっているという。

「8日、宮崎県で震度6弱の地震が起こり、南海トラフ地震臨時情報の呼びかけで職員たちがドタバタしていた際、総務部のグループメッセージに井ノ本総務部長が《お疲れさま》と書き込んだそうです。すぐに自分で削除しましたが、本当に体調不良なのか、仮病ではないのかと話題になっています。その後も井ノ本総務部長は、頻繁にグループメッセージにログインしているようですけど」

 それにしても、7月31日に片山安孝副知事が辞職。8月1日付で小橋浩一理事が本人の希望により総務部付の部長級に降格。そして今度は、井ノ本総務部長の更迭である。いずれも“4人組”と言われた斎藤知事の側近である。もうひとり、原田剛治産業労働部長はどうしているのだろう。

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