攻めすぎた「山下美夢有」と静かに攻めた「リディア・コー」 五輪女子ゴルフのデッドヒートを制したポイントとは
「メダルを獲りに行く」という強い意志
パリ五輪の女子ゴルフ最終日は、男子の最終日と同様、手に汗握る展開になった。
最終日を通算9アンダーの首位タイで迎えたのは、ニュージーランドのリディア・コーとスイスのモーガン・メトロー。そして、日本の山下美夢有と米国のローズ・チャンが2打差の通算7アンダー、3位タイで追いかける形で最終ラウンドが始まった。
首位タイの2人は、出だしから波乱に見舞われた。メトローは第1打をいきなり池に落としてボギー発進。メトローとともに最終組でスタートしたコーも、いきなりのボギー発進。...
つづきを読む