夏の甲子園、継投の難しさを痛感した「宮崎商対中京大中京戦」 宮崎商の“抑え投手”は足が2度も攣って登板できず

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 連日、熱戦が続く夏の甲子園。8月10日に行われた大会4日目の試合は、投手継投が勝敗を分けたシーンが目立った。高校野球では、2020年に投手の登板過多を防ぐため、「1週間で500球」の球数制限が導入された。地方大会を勝ち上がるチームの大半が複数の投手を起用している。いかに継投を上手くできるか、夏の甲子園で勝利する大きなカギとなっている。【西尾典文/野球ライター】

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 まずは、見事に継投が成功したケースから。第3試合の聖カタリナ(愛媛)対岡山学芸館(岡山)は、両先発の有馬恵叶と沖田幸大(いずれも3年)が好投して、ロースコアの緊迫した展開となった。...

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