巨人・坂本勇人が「1億円申告漏れ」 税務当局が指摘するも修正に応じず…「高級クラブなどの飲食費を必要経費として計上」【スクープその後】

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坂本の兄は「一般的にはおかしい。あれだけ稼いでいるんやから」

 前述のように亡母への思いを語っていた坂本は幼少時、6歳年上の兄の影響で野球を始めたという。そこで、首位打者やリーグMVP、ベストナイン、東京五輪金メダルなど輝かしい実績の「礎」をつくったともいえる兄に聞くと、

「勇人とは5年くらい会っていません。税金のことも、僕はまったくノータッチです」

 としながら、今回の件については、

「(私的な飲食代を経費で計上するのは)一般的にはおかしいやろうし、普通の会社員はしないでしょう。あれだけ稼いでいるんやからね……」

 そう疑念を呈すのだ。

 おまけに坂本は「うっかりミス」では通りそうにない数々の“実績”を有しているから始末が悪い。

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 8月7日、坂本は通算189度目の猛打賞をマークし、歴代2位の川上哲治(巨人)の194度にあと5に迫るなど、復調の兆しを見せている。幾度もスキャンダルを起こしながらも“巨人の顔”として長年活躍してきた“強メンタル”は健在のようだ。関連記事「ホステスへのかみつき事件に中絶トラブル… 巨人・坂本勇人のスキャンダル遍歴を振り返る」では、これまでに彼が世間を騒がせてきた数々の不祥事について、改めて振り返っている。

デイリー新潮編集部

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