扇子をうっかり忘れた「5代目圓楽」が、高座で見せた“驚くべき対応力”とは

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「偉大なる先人」たちの実際にあったエピソードから、ピンチを切り抜けるアイデアを探る。“猿も木から落ちる”のことわざ通り、どんな一流にも「うっかり」はつきもの。むしろそんな時にこそ、その人の真価が問われるのかもしれない――。

(前後編の前編)

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※以下、『一流は何を考えているのか』(西沢泰生著、Gakken)の内容より、一部を抜粋/編集してお伝えする。

 ある舞台俳優のエピソード。舞台で、殺し屋役を演じていた彼。...

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