「クラシックカーの隣でガレージ葬」「15万円で済む“小さなお葬式”も」 コロナ後の葬式、最新事情をレポート!

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 新型コロナウイルスが感染症法上の2類相当とされていた頃、葬儀は「密になる」として厳しく制限された。5類に移行した今は制限こそ無くなったが、葬儀のあり方は大きく様変わりしている。その最新事情を『葬送の仕事師たち』著者の井上理津子氏がレポートする。【前後編の前編】

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 コロナ禍での葬儀のキーワードは「家族葬超小型化」「一日葬」「直葬」だった。

 超小型の家族葬とは、参列者数が5人未満といったもの、「一日葬」は通夜をせずに葬式だけを行う形式、「直葬」は故人を安置場所から火葬場へ直行させるなど通夜、葬式ともせず火葬する形式のことだ。...

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