123便に乗り込み帰らぬ人となった「坂本九」 「最後の曲」は10代にも歌い継がれる「名曲」となった――

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 まだ43歳だった歌手の坂本九さんが8月12日の日本航空123便墜落事故で亡くなってから、今年で39年。

 事故の3カ月前にリリースされた「心の瞳」は、テレビで本人が一度も歌うことのないまま、いまなお合唱曲として広く歌い継がれている。この曲は、坂本九さんがレコード会社ファンハウスへの移籍第1弾シングルとして制作された。ファンハウス創業者で「心の瞳」をともに制作した新田和長氏の著作『アーティスト伝説 レコーディングスタジオで出会った天才たち』(新潮社)から、名曲の誕生秘話と坂本九さんの愛すべき素顔を紹介する。...

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