「娘を5円で売ることにしたよ」 昭和落語界の双璧・志ん生と文楽、仰天エピソードの真相から見える本当の関係

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「芸人は破天荒」というイメージも今は昔であるものの、昭和芸人のエピソードは一部が伝説化している。今回ご紹介するのは、昭和の落語界で“双璧”と呼ばれた5代目古今亭志ん生と8代目桂文楽。対で語られることが多い2人のためライバル関係を想像してしまうが、実は仲が良かったという。ただし、「飲む・打つ・買う」に明け暮れた志ん生が、文楽に「娘を5円で買ってくれ」と持ち掛けたという仰天エピソードも。果たしてその真相は?

(「新潮45」2006年6月号特集「昭和史 13のライバル『怪』事件簿」より「古今亭志ん生×桂文楽『稀代の名人が娘を売ろうとした噺』」をもとに再構成しました。...

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