「高倉健さんの手紙」に背中を押されて…北九州唯一の映画館「小倉昭和館」、全焼から477日で“復活”までの軌跡

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

 仙台の「チネ・ラヴィータ」、「名古屋シネマテーク」、東京の「岩波ホール」「飯田橋ギンレイホール」「吉祥寺プラザ」、大阪の「テアトル梅田」……近年、全国各地でミニ・シアターの閉館がつづいている。

 どこも、古い名作映画や低予算の映画など、巨大なシネコンでは採算がとりにくい個性的な作品を上映し、地元の映画ファンに愛されてきた。だが、経費や家賃の上昇、配信映画の隆盛などに押され、いまやミニ・シアターは、まさに“絶滅危惧種”となりつつある。

 そんななか、不況に耐えながら経営をつづけ、火災で全焼しながらも、わずか477日で復活再開にこぎつけたミニ・シアターがある。...

記事全文を読む

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。