菊川一家3人殺害事件、片山容疑者は海外で傭兵訓練を受けていた 「実家の屋上からロープで降りる姿が」

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実家の屋上からロープで降りる姿が

 2年半の陸自生活でなにを得たかはともかく、片山は掛川市の実家に戻った。

「するとたびたび、3階建ての屋上からロープを使って降りる姿を近隣住民が目撃するようになりました。いまから5年ほど前には母親が離婚。澁谷さん宅に出戻ると、片山は完全に住所不定状態となったのです」

 では、その間どこにいたのかというと、

「陸自退職後、海外に出て傭兵の訓練を一定期間受けていたとみられます。刃物の扱いも、陸自やこのときに身に付けた可能性が高い。今回の犯行は短時間に刃物で三人を襲っており、手慣れた様子がうかがえます」

 まさか、ロープ降下技術も含め、澁谷さん一家を襲うための訓練だったのか。

週刊新潮 2024年8月15・22日号掲載

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