「球技もできないし、カナヅチ」 レスリングで金メダルの藤波朱理の父が明かした“運動音痴”な素顔
「球技もできないし、カナヅチ」
もし金メダルを取ったら――この質問に俊一さんはこう答えていた。
「車ぐらい買ってやりたいかな。免許はまだなんですけどね。買ってあげるのは軽ですね。運転、あんまりうまそうに見えないから。娘はレスリングしかできないんですよ。高校の体育教師をしていた僕の目から見ても、5段階評価の2に近い3やね。マット運動のバク転も、球技もできないし、カナヅチやしね。長距離は根性で走れるけど、短距離はあまり速くないと思う。自転車も、小学校の頃は乗れなかったんやないかな……」
意外なほどの「運動音痴」がつかんだ金メダルの夢。今ごろ俊一さんは、どの車をプレゼントするか選んでいるところかもしれない。