文学と焼酎、2つの「百年の孤独」 「ぜひ飲みながら読んで」蔵元が明かす命名秘話

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 今年、初めて文庫化された『百年の孤独』が静かなブームとなっている。1967年に出版されたラテンアメリカ文学の巨匠ガブリエル・ガルシア=マルケスの手になる、一族の歴史を描いた長編小説だ。6月26日に発売されると品切れの書店が続出し、紀伊國屋書店では6/26~7/6の全店データで、文庫売り上げ第1位となった。海外文学作品では異例の反響だ。

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 だがお酒好きの方には、“もうひとつ”のほうがおなじみかもしれない。明治18年創業の老舗・黒木本店(宮崎県)が、1985年に発売した麦焼酎「百年の孤独」である。...

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