「俺を馬鹿にしているのか!」でキレる大学教授の抱える「歪み」 他人を不幸にする「歪んだ幸せを求める人」とは
誰でも幸せになりたいと考えるのは自然なことである。しかしながら、そこに至るまでの「やり方」を間違えると、他人を不幸にしてしまうことがある。自分だけの気持ちで突っ走るストーカー、勝手な理由で身内を巻き込む一家心中はその代表例だろう。
ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者で臨床心理士の宮口幸治さんは、新著『歪んだ幸せを求める人たち ケーキの切れない非行少年たち3』の中で、そうした「やり方を間違える」要因の一つに「歪(ゆが)み」があるという。...