「頭皮が驚くほどヒンヤリ」「両手フリーの日傘」も登場 “最新便利グッズ”で「熱中症対策」もカンペキか
危険な暑さが続く日本列島。関東以西の31都府県に熱中症警戒アラートが出された7月29日には栃木県で今年の最高気温41.0℃を記録したほか、横浜市では統計開始以来初の5日連続猛暑日となった。そんな暑さをしのぐ工夫が施された多数のグッズが集まったのが、「猛暑対策展」。7月24～26日の3日間で4万5000人以上が来場した。
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【写真29枚】「背負える日傘」に「赤ちゃん用ファン付ウェア」 超酷暑にノドから手が出るほど欲しい“便利グッズ”がずらり
1万円超えの「背負える日傘」
とくに目を引いたのが、「背負える日傘」（1万2800円＝税込、以下同＝）という珍商品。見栄えはイマイチだが、両手がフリーになって日差しを遮りながら作業できるため、戸外作業員を中心に売れ行きは好調だという。
今年流行の暑さ対策グッズは「アイススラリー」だそうだ。簡単にいえば、シャーベット状に凍らせた飲料のことで、通常の氷よりも結晶が小さく流動性が高いため体の内部を効率よく短時間で冷却できる利点がある。
それを簡単に作れるのが、シャープが開発した「アイススラリー冷蔵庫」。通常の冷蔵庫と違うのは温度帯の微妙な制御で、これで冷やしたペットボトル飲料を強く振ると、瞬間的にアイススラリーができあがる。実証実験中の参考出品だそうだが、人垣ができるほどの注目を集めていた。
SNSで話題となり、すでにシリーズ累計で150万個以上を出荷している人気商品が「クーリスト スカルプクーラー」（1320円）。洗髪した後の頭皮に塗ってからドライヤーを使うと驚くほどのひんやり感が得られるという。同シリーズはほかに、首筋やうなじに塗って冷感を得られる「アセダレーヌ」（880円）など7アイテムが売られている。
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