「もう一回考え直させて…」迷う彼女を振り向かせた“驚きのアプローチ”とは? お笑いコンビ「コンパス」中島和彦さんが振り返る結婚ウラ話

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プロポーズはサプライズで

 4年後、美帆さんが35歳になる昨年7月29日のこと。副業で結婚式の司会もこなす和彦さんが、仕事で訪れるレストランへ彼女を案内。そこに和彦さんの知り合いの結婚式プランナーがいて、「今度、司会をする式の新郎新婦が来てますよ」と彼を呼んだ。和彦さんは階上へ。ほどなく「新郎新婦が中島さんの彼女にもお会いしたいと」と言うので美帆さんも階上へ。

 現れたのは新郎新婦にあらず。お笑いコンビ「ステレオタイフーン」だ。そのボケ担当は、女芸人日本一を決める「THE W」(日本テレビ系)に美帆さんが出場した際、暫定ペアを組んだ、はなちゃん。二人に誘われた隣室に、和彦さんはいた。

 単語カードのお返しに美帆さんが贈った「中島としたい100のこと」のうち、実現した出来事がスクリーンに文字で流れる。101個目のお願いでプロポーズのはずが、和彦さんは自ら編集した映像に号泣。どうにか涙をこらえ、手作りの指輪を手にひざまずいた。誕生日祝いの食事会と思っていた美帆さんだが、すべてサプライズだったのだ。

 件の「THE W」で1回戦を突破した美帆さんに、和彦さんも「負けてはいられない」と力を込める。美帆さんは「二人で何かしらの番組には出てみたいね」。

 それをかなえるまでコントのような日々が続く。

週刊新潮 2024年8月8日号掲載

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