「もう一回考え直させて…」迷う彼女を振り向かせた“驚きのアプローチ”とは？ お笑いコンビ「コンパス」中島和彦さんが振り返る結婚ウラ話
現実世界で男にコントを毎日のようにやられて、女性も悩んだだろう。6月に入籍を発表したお笑いコンビ「コンパス」の中島和彦さん（43）とタレントの荒木美帆さん（36）のことである。
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長崎放送のリポーターも務めた美帆さんは2016年の上京後、出勤中の会社員を“勝手に”応援する団体「全日本女子チア部☆」に入る。19年1月のチア部のライブ会場にいたのが和彦さん。知人である部のリーダーに誘われたのだ。和彦さんは「すっごく輝いて見えた」と美帆さんにくぎ付け。
すぐさまリーダーに食事会の開催を懇請。美帆さんは話に渋々OKした。和彦さんが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」（日本テレビ系）に出演すると聞いて「すごい芸人さんだな」と認識はしたが、放送当日、人気グループ「嵐」の活動休止が大ニュースに。「嵐と共演したくて上京した」美帆さんは涙に暮れ、番組内企画「山－1グランプリ」で優勝したコンパスの記憶はないそうだ。
食事会は2月に実現。和彦さんは美帆さんを楽しませようと必死のトークを展開し、連絡先もゲット。美帆さんは「別れる間際とはいえ交際中の人がいたので、（和彦さんに）興味は持てなかった」が、和彦さんは「二人で会いましょうッ」とグイグイ迫った。
美帆さんを振り向かせたのは
その後、何度かデートを重ねた。美帆さんは「人と喋っていても、間ができるのが怖くて自分が頑張っちゃう。なのに、彼とはそれがなくて」と心地よく感じたが、「まだ相手のことを何も知らない」と逡巡。これを察した和彦さんは、彼女にナンと履歴書を提出した。「そういうことじゃないのに」とは美帆さん。
彼は次に「美帆さんのいいところを100個集めた単語カード」をプレゼント。さらに自分の思いを手紙につづり、藤井フミヤの「TRUE LOVE」をBGMで流して読んだ。揺れ動く美帆さんの気持ちを固めさせたのは動物占いだ。〈強靭（きょうじん）な翼のペガサス〉の彼女の結婚相手に、〈強い意志を持つ小鹿〉の和彦さんはピッタリだったそうな。
かくて愛の道が開けるかと思えば、6月に美帆さんは「もう一回考え直させてください」。これに和彦さんは「じゃあ、あと99回チャンスをください！」。
8月31日。和彦さんは美帆さんを主人公にした絵本を描いて渡した。巻末にはひらがなで大きく「ぼくとつきあってください」の字。
「じゃあ、お願いします」
強い意志に彼女は折れた。
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