「阿部詩」に続いて兄「一二三」も号泣…柔道“誤審ラッシュ”で問われる「外国人審判のレベル」 1984年のロス五輪から「常に問題視されてきた」

スポーツ

  • ブックマーク

 8月3日の混合団体で、波乱続きのパリ五輪「柔道」は幕を閉じた。終わってみれば、一番印象に残ったのは「誤審」という向きも少なくないのではないか。五輪期間中、特に民放は“メダルラッシュ”という表現を多用するが、柔道は“誤審ラッシュ”だったのかもしれない。まずは不可解判定の詳細を振り返ってみよう。(全2回の第1回)

 ***

 日付順にご紹介する。まずは開会式の翌日、7月27日の男子60キロ級・準々決勝。審判が「待て」をかけたにもかかわらず、スペインのフランシスコ・ガルリゴスは6秒ほど絞め続け、日本の永山竜樹は失神してしまう。...

記事全文を読む