フワちゃんに残された道は「キャラ変」か「引退」? 「実はいい子」キャラでの延命は不可能か

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周囲のタレントにも疑惑の目を向けさせた「誤爆」 フワちゃんに求められるのは「キャラ変」か「引退」か

 今回の「誤爆」にも、言っちゃいけないことをはやし立てる小学生男子ノリの匂いを感じる。問題は、相手と距離感を間違えていることだ。これがもし、仲良しの指原さんが相手であれば、まだうまいこと返してくれただろう。けれどもやす子さんは年下であり、おそらく面識もさほどない。そういう相手に、「私の芸風なんで許して」と言っても通用しないだろう。

 もっとマズいのは、普段からこういうやりとりを仲良しタレントたちと裏でしてるんでしょ、という疑惑を呼んでいることだ。フワちゃんと仲良しな指原さん、アンミカさん、若槻千夏さん……女性だらけのトーク番組で、鋭い観察眼と辛辣なコメントで場を沸かせてきた面々だけに、ああ、あのメンツならやりかねない、と、悪い意味での説得力を持たせてしまっている。かといってこれ見よがしにフワちゃんをいさめるのも、かえって計算高い印象が残ってしまうに違いない。

 炎上したYouTuberは、こういう時によくメンタルの不調を告白し、「実は繊細アピール」で火の手を逃れようとするもの。フワちゃんが単純にそうするとも思えないが、でもキャラ変するなら今しかないし、もらい事故にあった周囲のタレントたちもそう願っていることだろう。いっそテレビタレントを引退して全く別の道に進むという手ももちろんある。フワちゃんと全く経緯は違うものの、奇抜なファッションと言動で一世を風靡した篠原ともえさんは、今や国際的デザイナー。彼女もまた、「ああ見えて実は常識的な人」と当時から言われていたが、きっと今の姿が篠原さん本来のキャラだったのだろう。

 大はしゃぎしながらも、どこか不安げで落ち着きのない目をしていたフワちゃんを見ているのは正直息苦しかった。後輩に距離感の狂ったウザ絡みをしないとやっていけないのなら、あるいはそういうことを面白がる仲間しか一緒にいてくれないのなら、一回立ち止まった方がいいと思う。

 すでに謝罪の意思を示し、先日はオールナイトニッポンを休止したフワちゃん。なお、やす子さんには24時間テレビのチャリティーマラソンランナーとしての仕事が控えている。フワちゃんのこの件も、まさか24時間テレビの企画だったりしたらずいぶん悪趣味だが、企画だと言われた方がまだ救われるような暴言だった。いま一番願っているのは、やす子さんの心の平安と、マラソンゴール地点で二人が抱き合う画なんて絶対やめてほしいということだけだ。

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 なお、冨士海さんは実は1年前にもフワちゃんの行く末を不安視していた。それについては関連記事(遅刻連発、「ゼロイチ」終了でフワちゃんが窮地に 彼女が勘違いしている「本来の魅力」とは?)に詳しい。

冨士海ネコ(ライター)

デイリー新潮編集部

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