「中国チーム負けないで!」日本で出番なし「福原愛」は中国SNSに連日投稿 石川佳純を「可愛い人」とコメント
3年前の東京五輪ではフジテレビ系の卓球中継でコメンテーターとして出演した福原愛。今回のパリ五輪では地上波での露出はない。不倫報道や台湾人の元夫・江宏傑氏との離婚、親権を巡ってのゴタゴタの影響と見られるが、実は中国のSNS「微博(ウェイボー)」で盛んに動画投稿を続けている。動画で福原は非常に流暢な中国語を駆使し、インタビューに答えながら五輪の思い出や現役選手についての印象などを語っている。【西谷格/ライター】
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石川佳純は「初めてのライバル」
彼女が五輪についての投稿を始めたのは7月23日から。開幕直前には張怡寧、丁寧、王楠、劉詩雯ら過去の中国の強豪選手との思い出について語っていた。その日の投稿では、石川佳純についても触れている。
「私の4歳年下。初めての年下のライバルでしたが、試合を離れればとても可愛い人。引退後は私の家に遊びに来てくれて、ご飯を作ってあげたりもしました。銀座で一緒にショッピングをしたこともあります」
石川の中国語能力については、こう評した。
「中国語で話すことがないし、使っている場面はあまり見たことないが、きっととても上手いはず」
石川佳純はパリ五輪でフジテレビのスペシャルキャスターに抜擢され、アナウンサー顔負けの分かりやすい解説や的確なインタビューに賞賛の声が多数集まっている。不倫騒動や離婚後の「長男連れ去り」騒動により好感度を大きく下げてしまった福原愛とは、くっきりと明暗が分かれた。
「張本智和は球威が落ちない」
福原はアテネ、北京、ロンドン、リオと4大会でオリンピックに出場している。24日には、大会直前に2~3週間かけて行ってきたという集中トレーニングについても動画で語った。
「朝の9時から夜9時まで続きます。3分の2はシングルスのトレーニングを行い、残りの時間にダブルスをします。混合ダブルスのトレーニングの時間はあまり多くないです」
「ボールの音が聞こえなくなるほどの大音量の音楽をかけたり、突然ボンッと大きな音を鳴らしたりしながら、集中力を途切れさせない訓練をします」
「なかには突然泣き出したり不機嫌になったり、辛そうにする選手もいます。そういうことはよくあることでした」
トレーニング中に対戦した相手でもっとも強かったのは、張本智和という。
「チーム内では女子同士で対戦することはあまりなく、男子を相手にトレーニングしていました。私は防御の際に球威が落ちてしまうことがありましたが、張本智和選手はまったくそういうことがなかった」
集中的なトレーニングの際は2週間施設に閉じこもっていたこともあるという。
「自分へのご褒美に無糖のヨーグルトに蜂蜜を垂らして食べていた。とても美味しかった」
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