「残ったほうが良かったのでは…」山本舞香の事務所移籍に業界が心配するワケ その裏で注目を集める意外な“先輩女優”とは
女優・山本舞香(26)の事務所移籍が業界に波紋を広げている。“旬のタレント”が選んだのは「独立」や大手事務所でなく、意外にも2007年設立の新興プロダクション。その背景にある裏事情とは――。
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山本は7月末で13年間在籍した「インセント」を退社し、8月1日に芸能事務所エイジアプロモーションとマネージメント契約を締結。ロックバンド「MY FIRST STORY」ボーカルのHiroこと森内寛樹(30)との交際が発覚した直後のタイミングだっただけに“関連”もウワサされたが、
「移籍に関する話は交際発覚の前から浮上していたそうで、Hiroとの熱愛報道が原因で急遽、移籍となったわけではないようです。ただ退社にあたり、山本さんが発表したコメントから、一部で“円満退社”を疑問視する声も上がっています」(スポーツ紙デスク)
その山本のコメントとは、〈13年間でいろいろ学びました。今後はその事を生かしつつ、もっともっと自分らしく仕事していきたいと思います〉というもの。通常であれば「学ばせていただきました」と書くところを、自己完結の表現となっていたため、「仕事の方向性などについて事務所と以前から意見の相違があった」との話に信憑性を持たせているという。
「山本さんが所属していたインセントは、もともとは“モデルプロダクション”として出発し、かつて在籍していた伊東美咲や片瀬那奈らが売れ始めたころから、大手プロダクションの研音と業務提携。当初は研音の力に頼る部分も大きかったそうですが、これによりドラマや映画の分野にも積極的に進出するようになった。伊東は現在、研音の所属となっていますが、インセントには桜井日奈子や出口夏希など期待の若手女優が在籍しており、そのなかで山本さんだけ“研音系のイメージから外れている”と評する声はありました」(同)
事務所側の本音は…
今回の移籍の背景について、大手芸能プロダクション関係者がこう話す。
「インセントとしては当然、残ってもらいたかったようですが、それを強く言うこともできず、山本の意向を尊重する形になったと聞いています。もともと山本は自分の生き方なり、主義・主張というものを明確に持っていて、伊藤健太郎との熱愛・破局時も“仕事をやめてもいい覚悟”だったとか。事務所のコントロール下におさまりきらない部分を持っていたことに加え、昨今の“風潮”が事務所側の説得をトーンダウンさせたといいます」
今春以降、俳優の佐藤隆太や多部未華子、黒木華らが相次いで「独立」を発表したが、一連の退社ラッシュが起きたウラに所属タレントと事務所の力関係の変化が挙げられるという。
「こちらが強く翻意をせまると“圧力”や“パワハラ”などと非難され、すぐに事務所が悪者にされかねない。いまや事務所側に『辞めたい』というタレントをムリに引き止める力はなく、だからインセントが最終的に移籍にOKを出したのも納得です。ただし山本の知名度なら独立や他の大手事務所へ移ることも可能だったのに、エイジアを選んだことに業界では驚きが広がっている」(同)
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