「名水百選」のはずが“PFAS汚染現場”に 「健康診断で脂質異常症が出始めて…」と打ち明ける住民も
全国各地で“発がん性物質”PFASの検出が相次ぐ。政府の対策が後手に回る中、東京都内も含む“汚染現場”からは、驚きの声が聞こえてきている。「名水百選にも選ばれていたはずの水を飲んでいたら……」という、悲痛な訴えを紹介する。
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「PFAS(ピーファス)」とは、約1万種あるとされる有機フッ素化合物の総称だ。もともと自然界には存在せず、分解されにくいため、“永遠の化学物質”とも呼ばれている。
恐ろしいのは、水などを介して人体に取り込まれると、臓器などに蓄積されてしまうことだ。...