優勝した照ノ富士は「ヒザの負担を考え前に出る相撲に変えていた」、途中休場の豊昇龍は「このままでは横綱が望めない」【音羽山親方の名古屋場所総括】

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 現役時代は右四つからの下手投げを得意とするなど、「玄人好み」の相撲で活躍した71代横綱・鶴竜。昨年12月には東京都墨田区に音羽山部屋を創設した。4月からは元弟弟子の関脇・霧島が転籍して、同部屋は活気を帯びている。名古屋場所前は霧島を連れて、一門の部屋へ出稽古に行くなど、積極的な指導をおこなっている音羽山親方に、名古屋場所の土俵を振り返ってもらった。【ノンフィクションライター/武田葉月】

――先場所、先々場所は、大銀杏を結えない「ちょん髷力士」、尊富士関、大の里関が優勝。...

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