【疑惑の斎藤知事】最側近“4人組” 2人が離反、3人目もサボタージュ…「辞任は否定」も「阿部一二三に祝福コメント」で批判殺到

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総務部長はサボタージュ

「先週あたりから総務部長が、県議会や政策会議、総合教育会議までドタキャンを繰り返しているそうです」(前出の県職員)

 デイリー新潮は7月27日配信の「【斎藤元彦知事】全国から兵庫県庁に1日200件を超える電話…思い詰めた最側近から辞任を迫られ、漏らした衝撃の一言」で、総務部長が知事に辞職を迫った様子を報じた。

「思い悩んで知事室に向かったものの、『メンタルケア窓口に行ってください』で済まされては、さすがにやっていられないと思ったんじゃないですか。小橋理事も総務部長も告発文書の中でも名前が挙げられていましたから、相当堪えていたんでしょう」

 元県民局長の告発文書の【知事選挙に際しての違法行為】では、3年前の知事選で選挙期間以前から斎藤候補への投票依頼などの事前活動が行われていたとあった。小橋理事と総務部長は、ここで名指しされていたのだ。

「筆頭の副知事が退職し、理事が降格、さらに総務部長まで重要な会議を欠席となれば、県政は滞ってばかりです」

 総務部長も知事の下を去るつもりだろうか。

「知事に従うつもりはなくなったのかもしれません。もっとも、自分が総務部長でなくなったら、知事選の事前活動や元県民局長からパソコンを押収した問題などを百条委員会で部下に証言されてしまう可能性があるので、そのまま居座るつもりのようです。人事という既得権で睨みを利かせようというわけです」

 奇妙な動きも見られるという。

「総務部長は部長室の電気を消して、部屋の入り口のガラスにポスターを貼り、目隠しした上で、新聞記者を順次招いていたのが目撃されています。そのすぐ後に、小橋理事の降格の速報が出ました」

 なぜ記者たちを呼んでいたのだろうか。

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