【疑惑の斎藤知事】最側近“4人組” 2人が離反、3人目もサボタージュ…「辞任は否定」も「阿部一二三に祝福コメント」で批判殺到

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 元県民局長からパワハラなどの問題を告発された兵庫県の斎藤元彦知事(46)は、8月1日で就任から丸3年を迎えた。本人は未だ意気軒昂のご様子だが、知事の側近たちには異変が起きている。

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 まず、県政でNo.2の立場の片山安孝副知事(64)は、斎藤知事に5度も辞職を迫った挙げ句、それが叶えられないと自ら辞職を表明。7月31日をもって退職した。もっとも「副知事の退職金が規程の満額支給されるのが、許せない」という職員の声が県庁内に広まっているとか。

 続いて、小橋浩一理事(60)が体調不良を理由に降格を申し入れ、8月1日付で総務部付の部長級とする人事が発表された。

 ある県職員は言う。

「小橋理事は3月末まで総務部長だったのですが、今の総務部長が職員の人事権を握りたいがために、知事に直訴して、小橋氏を誰もやりたがらない若者Z世代担当理事に追いやったと言われています。総務部長は斎藤知事の秘書広報室長を務めるなど知事の最側近と言われています」

 斎藤知事に対する元県民局長の告発について審議する百条委員会の2回目の会合が6月27日に開かれ、丸尾牧県議(59)は今年4月から5月にかけ独自に行った県職員へのアンケート調査を発表した。そこには、こんな回答がある。

《知事は人事に興味がなく、こいつは生意気だという程度の人事。人事の大半は、A副知事、C部長、D部長が行う。人事は能力主義ではなく、好き嫌いのみ。またE部長の妻は就任1年の副課長を横滑りで追い出す形で、この春に行われている》(公表された資料のママ)

「C部長というのが降格した小橋理事で、E部長というのが総務部長です。彼の妻も県の職員で、夫と共に管理職となっているというわけです」

 この回答によれば、斎藤知事は単純なパワハラ気質で、実質的な人事は知事側近の“4人組”によって行われているという。しかし、そのうちの2人が知事の下を去った。さらにもう1人……。

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