「男性に都合の良いシーンが多い」「いまだに前張りを使わない現場がある」現役インティマシー・コーディネーターが語る日本の映画・映像業界の現実

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 映画「先生の白い嘘」のインティマシー・コーディネーター(IC)を巡る炎上騒動は、総合ニュースサイトENCOUNTに掲載された監督のインタビュー記事がきっかけだった。同記事では、主演俳優・奈緒さんからの要望があったにもかかわらず、監督の「間に人を入れたくない」という思いから、ICが導入されなかったことが報じられている。

 もちろんその点も大きな問題だが、一連の騒動の中で透けて見えるのは、これまでも指摘されてきた映画業界、映像業界の旧態依然とした体質だ。「原稿確認の時点で、これが問題になると判断できなかったのか」と語るのは、日本で数人しかいないICのひとり、西山ももこさん。...

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