アラン・ドロンが「僕はひとりぼっち」と悲痛な叫び 事実婚だったヒロミさんにSOSの電話

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100億円とも400億円ともいわれる資産

 ドロンが持つ資産の総額は、100億円とも400億円ともいわれる。

 再び先の現地紙記者が言う。

「今年2月にドゥシーのドロン邸で72丁の銃と3000発を超える弾丸が警察に押収され、世界的な話題となりました。銃のコレクションはドロンが俳優になる前からの趣味で、射撃は日本の時代劇役者が趣味と実益を兼ねて嗜む剣道や居合のような意味合いもあったとか。それにしても、ドロンが所有していた数々の銃はコレクションとしてかなり高く評価されるものでした」

 ドロンは14年12月、36歳の時に主演した映画「レッド・サン」で使用した拳銃をはじめ、アンティークのコルトやウィンチェスターなど80点もの銃をオークションに出品した。それらは、およそ3000万円で落札されている。

「ワインのコレクションも有名で、16年には一部がオークションにかけられて約4000万円で落札されたという。絵画のコレクションは、昨年6月にドラクロワやラウル・デュフィらの名画をおよそ13億円で手放しています」

“アランの命が危ない”

 先々を見越して断捨離に取り組んできたドロンはいま、どんな生活を送っているのか。今年1月25日付「ル・パリジャン」紙によると、

〈ヒロミ・ロランがアラン・ドロンのもとを去り、子どもたちとの対立が激化した23年7月以降、ドロンの健康状態は悪化したようだ。悪性リンパ腫が全身に広がり、認知能力と運動能力を明らかに低下させた。8月からは“ほぼずっとベッドの上にいる”状態にある〉

 ドロンの子どもたちによって電話番号をブロックされているヒロミさんは、昨年11月、とある方法でドロンとの通話に成功した。

「忘れもしない21日の午後7時。やっとアランと話ができました。息切れしているみたいに押しつぶされたような声なので“どうしてそんな声なの?”と尋ねると“声だけじゃないんだよ。ほかの部分も全部だめだ”と悲しそうに言う。私は彼が病気の治療を中止したと感じました。というのも、私がドゥシーにいた6月に検査した時は薬が効いていて、医者が“奇跡的だ”と驚くほど改善していたんです。体重も88キロほどありました。きちんと薬を服用しないとアランの命が危ない」

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