プロレスラー・条柴拓真さんが「誰とも付き合いたくない」女性を射止められたワケ
フリーで活躍中のプロレスラー、条柴拓真さん(32)が愛子さん(36)と6月15日に神奈川県鎌倉市の結婚式場「萬屋本店」で披露宴を催し、親族や友人らが“美女と野獣”の門出を祝った。たとえむげにされてもへこたれない拓真さんの打たれ強さが運命の扉を開いた。
【写真をみる】まさに「和風美人」! 着物がよく似合う妻・愛子さんと、うれしそうにピースサインをする条柴拓真さん
始まりは“一目ぼれ”
「すごくきれいと思って。 一目ぼれだったんですよ」
とは拓真さん。出会いは2019年秋。「もともとプロレス好きだった」愛子さんは、趣味を同じくする美容師と食事に行った。その美容師が誘ったレスラーの一人が拓真さん。体重100キロ超のピンクモヒカン姿に「わっ、スゴいのがいる。でも顔がかわいらしい」と愛子さんは感じた。
話すうちに、動物好き、バイク好きなどの共通項が判明。帰路に拓真さんは速攻でLINEのIDを渡したが、愛子さんは思った。
「今は誰ともそんなに付き合いたくない。友達として気軽に誘えなくなるなぁ」
翌朝、二日酔いで連絡をためらっていた愛子さん。だが、彼からの速攻は続く。「美容師さんに(IDを)聞きました」と連絡が来たのだ。〈実は一目ぼれしまして〉〈自分が気持ちを伝えたかっただけなんで〉。怒濤の連続攻撃ともいえる文面に、愛子さんは「ありがとうございます」と返すのがやっとだった。
断っても「俺、全然待てるんで!」
当時、拓真さんは千葉市にあるプロレス団体の寮に、愛子さんは横浜市に住んでいた。拓真さんはその距離を乗り越え、年明けに横浜の焼き鳥屋で飲む段取りを整える。愛子さんは「どんな人かもっと知りたいけど、気持ちに応えられないのに会うのもなぁ」と悩んでいた。そのことを知らない彼はリング上のインサイドワーク(駆け引き)もどこへやら。「結婚したらさぁ」と将来の話をするなど、一方的に盛り上がっていた。
ほどなく世はコロナ禍に。会うのも容易でなくなり、愛子さんはついに20年5月、「待たせるの悪いし。それに会えないしさ」とやんわり交際を断った。が、拓真さんは動じるふうもない。
「俺、全然待てるんで!」
タフなのか? 鈍いのか? 愛子さんの“お断り”はウヤムヤになった。
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