「虎に翼」が扱う「朝鮮人虐殺」 今も怒号が飛び交う「タブー」に、寅子の“はて?”は切り込むか

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 NHKの朝ドラ「虎に翼」は、相変わらず安定感があって好評だ。主人公の佐田寅子(伊藤沙莉)は裁判官になっても「はて?」と自問自答を繰り返す。寅子の「はて?」には、法の下の平等を新憲法が定めた以上は、あらゆる差別を許さないという精神がにじんでいる。【水島宏明 ジャーナリスト/上智大学文学部新聞学科教授】

 新潟県の地方裁判所の判事として様々な事件に直面している寅子。今週の放送では朝鮮人が被告人となった放火容疑事件の裁判を担当する様子が描かれている。...

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