同級生が証言する「パワハラ兵庫県知事」の意外な素顔 いかにして「特異な人格」が形成されたのか

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 一連の問題は燎原の火のごとく燃え広がり、今や齋藤元彦兵庫県知事(46)の身をも焦がそうとしているのだが、かつて彼と机を並べた同級生からは意外な声が届く。告発者を自死に追い込んでなお、地位に恋々とする“おねだりパワハラ知事”はいかに作られたのか。

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 真夏日となった7月19日、兵庫県神戸市内の兵庫県庁前には100人を超える県民が集まっていた。

「齋藤辞めろっ、すぐ辞めろっ」

 建物の主に対して、そう一斉に声を張り上げたのである。...

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