【特捜部が強制捜査】「広瀬めぐみ」議員、秘書給与詐取疑惑 「違法なことだから……」と自白する証拠LINE

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「やっぱり違法なことだから、もうやらない」

 7月30日、“秘書給与詐取疑惑”で事務所に家宅捜査が入った広瀬めぐみ・参議院議員。「週刊新潮」では今年3月、いち早くこの疑惑を報じている。入手したLINEには、彼女が「違法なことだから……」と自白する文言が残っていた。【前後編の後編】
(2024年4月4日号の記事の再掲載です)

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 前編では、自民党の広瀬めぐみ参議院議員の地元・岩手の事務所にいる公設第一秘書のA氏に対し、政策秘書を務めていたB氏がかけた電話の通話記録を紹介した。そこでは、広瀬氏が秘書に給与を上納させていたことを思わせる会話が残されていた。

 ではなぜ、このような会話が交わされ、それがわざわざ録音されているのか。その背景事情を示すLINEのスクリーンショットも手元にある。問題の通話記録と同じ1月10日にLINEでやり取りしているのは、広瀬氏とB氏だ。

 そこではまず広瀬氏が、公設第二秘書の給与明細と賞与明細をもらっておくよう命じた上で、

〈彼に第二秘書のボーナスもでてるんじゃないかということと、第一のボーナスもでてるんじゃないかと思うので〉

 と書いている。対するB氏の返信は、

〈個人情報の兼ね合いもあるのでもらえるか分かりませんが、聞いてみます〉

〈了解です〉

 その後、LINE電話で音声通話を交わし、広瀬氏は次のように書くのだ。

〈必ず録音してね〉

〈やっぱり違法なことだから、もうやらない、あるいは新しい人が入るかもしれない、でもよい。とな(ママ)かく奥さんにはやめてもらおう。まずは彼がくすねたことを明らかにしておかないといけないから、そこはよろしく〉

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