「岩手の恥ですよ」 ”赤ベンツ不倫”広瀬めぐみ議員に「幽霊秘書」問題で特捜部が家宅捜索
家庭ある身ながら国会開会中に歌舞伎町のホテルで「赤ベンツ不倫」に勤しんでいたことで話題になった「広瀬めぐみ」参議院議員。彼女の自宅と事務所に7月30日、家宅捜索が入った。勤務実態のない人物を秘書に採用し、秘書給与を騙し取っていたという秘書給与詐取疑惑が持たれている。「週刊新潮」ではこの疑惑について、今年3月、いち早く地元関係者の証言と共に特集記事で取り上げ、疑惑の“幽霊秘書”にも直撃している。その奇怪な弁明とは。(2024年3月28日号記事の再掲載です)
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【新写真アリ】“ホテル”に入っていく「広瀬めぐみ氏と男性」決定的瞬間 恋人のように手をつなぐ場面も
「政倫審」に揺れる自民党で、“性”に関するスキャンダルが相次いで発覚したのはいかなる巡り合わせだろうか。一つは青年局の「セクシー懇親会問題」。そしてもう一つが、本誌(「週刊新潮」)が報じた広瀬氏の「赤ベンツ不倫」だ。
2022年7月の参院選に岩手選挙区から出馬し、初当選を果たした広瀬氏。夫と2人の子供がおり、弁護士としての顔も持つ彼女の不倫相手はカナダ人サックスプレイヤーである。昨年10月、東京・神宮前のレストランで食事を済ませた二人は、広瀬氏が運転する赤いベンツで歌舞伎町のホテルへ。翌朝、彼女はそのホテルから国会に直行した――。
「広瀬さんの不倫について、永田町では顔をしかめる自民党幹部もいる一方、多くが苦笑い、という感じです。50歳を過ぎていて、女性で、“すごいね”“やるねぇ”と。あまり深刻に受け止めていない印象です」(政治ジャーナリストの青山和弘氏)
「岩手の恥ですよ」
永田町の住人だけではなく、多くの人を唖然とさせた不倫劇についてご本人が地元・盛岡で釈明したのは、記事が世に出た翌週の今月5日だった。そこで彼女は不倫を認め、自民党岩手県連副会長を辞任したことを明らかにした上で、
「軽率な行動により夫を裏切ることとなり、子供にもつらい思いをさせた」
などと涙声で語ったのだった。しかし、「公務」を理由に会見は7分ほどで打ち切りに。記者からの質問を振り払うようにその場を後にしたのである。
今後、「赤ベンツ不倫議員」と後ろ指を指され続けるであろう広瀬氏に対し、
「岩手の恥ですよ」
地元からはそんな声も聞こえてくる。その岩手で、以前からささやかれている“疑惑”がある。
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