上野愛咲美&梨紗の「姉妹対決」も! 人気女流棋士がチームでぶつかり合う「日本女子囲碁リーグ」で将棋人気に対抗できるか
人気女流棋士による“新リーグ”
盛大に行われたパーティーでは、100周年を記念した新企画が発表された。人気の女流棋士が4人一組でチームを組んで団体戦を行う「日本女子囲碁リーグ」の開催だ。吉原由香里六段が監督を務める「チームセンコーグループ」は、タイトル戦3連覇中の上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(22)、牛(にゅう)栄子四段(25)、万波奈穂四段(38)、井澤秋乃五段(45)のそうそうたるメンバー。
日本囲碁界初の公式団体戦に、吉原監督は意気込みをこう語る。
「1年間の長丁場の戦いを通して、囲碁の魅力を伝えていきたい。まずはSNSで積極的に発信していこうと思っています」
リーグ戦の開幕は7月27日。上野女流立葵杯と「チーム若鯉」に所属する上野梨紗女流棋聖(18)の姉妹対決など、注目の対局がめじろ押し。藤井聡太人気の将棋界に押され気味な囲碁界の活性化に一役買いそうである。