【パリ五輪】アトランタ五輪「川口能活」を彷彿させる…新守護神「小久保玲央ブライアン」がマリ戦を勝利に導いた“ビッグセーブ”

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目指すは首位通過

 恵まれた身体能力と的確な判断力、そして果敢な飛び出しはアトランタ五輪で日本の守護神を務めたGK川口能活を彷彿とさせる。パリ五輪終了後は9月から始まる北中米W杯アジア最終予選に小久保を招集してもいいのではないだろうか。

 試合はこのまま1-0でタイムアップを迎え、日本が連勝でグループリーグ突破を決めた。イスラエル戦はターンオーバーしての戦いが予想されるが、いつも通りに戦い、グループDの首位通過を狙うべきである。

 グループBの1位やグループCの2位がどこになるにせよ、決勝トーナメントは一発勝負だけに余計な計算はしないほうがいいだろう。

六川亨(ろくかわ・とおる)
1957年、東京都生まれ。法政大学卒。「サッカーダイジェスト」の記者・編集長としてW杯、EURO、南米選手権などを取材。その後「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。

デイリー新潮編集部

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