トランプ氏が勝てば「1ドル200円超え」の可能性も… 日本経済が受けるダメージを専門家が分析
まさしく“予測不能の怪人”の真骨頂といえよう。目下、米国大統領選へ突き進むドナルド・トランプ前大統領(78)。わずか数センチの差で死神から免れた狙撃を物ともせず、運も味方して「もしトラ」は「確トラ」と化した。国際舞台への“再臨”で日本はどうなるのか。
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夕刻を迎えていたペンシルベニア州の小さな街を銃声がつんざいたのは、今月13日の18時過ぎだった。
「ペンシルベニアは激戦州として知られており、人口1万3000人余りのバトラー市では共和党の政治集会が開かれていました。予定より1時間遅れで登壇したトランプ氏が演説を始めて数分後、バイデン大統領の政策を批判している最中に銃声が鳴り響き、トランプ氏は帽子を被ったまましゃがみ込んだのです」(在米ジャーナリスト)
犯人の素性は
銃弾は右耳を貫通したものの致命傷には至らず。シークレットサービスに囲まれて立ち上がったトランプ氏は、血を滴らせながらも支持者に向かって「ファイト」と叫び、拳を突き上げる──。持ち前の不屈さを象徴するシーンであった。
「現場で射殺された犯人は、同州在住のトーマス・マシュー・クルックス(20)。狙撃地点は演説台から130メートルほど離れた建物の屋根で、殺傷能力が高いライフル『AR15』が押収されています」(同)
男は地元の高校を卒業後、介護施設で働いており、
「17歳の時に民主党系の団体に15ドル寄付している一方で、18歳で行った有権者登録では共和党員として届け出ている。父親が合法的に所持していたライフルを持ち出したとみられていますが、犯罪歴はない。動機の解明には時間を要する見通しです」(同)
当のトランプ氏は事件直後、自身のSNSで、
〈ヒューと風を切る音が聞こえ、銃弾が皮膚を割くのを感じた〉
そう振り返っており、続いて翌日には、
〈暗殺者が日程を変更することは許さない〉
と、予定通り15日からウィスコンシン州で開催される党全国大会へ出席すると明言したのだった。
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