小池栄子の英語ヒド過ぎ問題 専門家は「ネットの人たちがほえているだけ」と擁護【新宿野戦病院】

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 最近、物議を醸しがちなクドカン脚本作品だが、今季新作でも放送開始前からネットで炎上。さらにいざ放送が始まると、主演女優を務める小池栄子(43)の語学力を疑問視する声まで上がっているという。

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 脚本家・宮藤官九郎(54)の新作「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第2話までの筋立てはざっと以下のようなものだ。 

 元米軍軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)がとある縁から、新宿・歌舞伎町の病院に住み込みで働き始める。彼女は救急外来患者の治療に当たりながら、トー横キッズ・ホスト問題など歌舞伎町が抱えるさまざまな社会的課題に向き合う――。

懸念材料は小池栄子の英語力

 近年のクドカンは今年1月期の「不適切にもほどがある!」(TBS系)でコンプラ社会の誤謬(ごびゅう)を風刺的に描くなど、現代の社会問題を積極的に作品に取り込む傾向にある。一方で前作では、一部からその表現方法が「時代錯誤的だ」と批判を招いており、

「今作でも、放送開始前から性別不明の作中人物を巡って“セクシュアリティーの問題を弄(もてあそ)ぶな”とネットを中心に非難の声が上がっています」(スポーツ紙デスク)

 水曜日22時のドラマ枠で初回視聴率7.9%、第2話7.1%は及第点といったところ。だが、今後の作品の勢いをそぎかねない追加の懸念材料も持ち上がっていて、それが主演の小池の英語力だ。

〈新宿野戦病院の小池栄子の英語全く英語に聞こえない何語? 単語が全く脳に入ってこない〉

〈英語の発音、セリフのイントネーションが酷すぎて離脱しそう〉

 などという声が、SNSで巻き起こっているのだ。

「日本人が苦手とする部分がしっかり出ている」

 この点、「tori studio」英語演技クラスで指導もしている映画監督の渋谷悠氏は、

「発音については、日本人が苦手とする部分がしっかり出てしまっています。例えば、予告編にあったWe need to control the bleeding first !(止血が先!) というせりふ一つとってもneed と to を、くっきりと分けて“ニードゥトゥ”と発音してしまっていたり、bleeding の l がちょっと r ぽかったり、the の th が d の音になっていたりします」

 こう指摘しながら、

「英語のせりふはどこを強調するかで意味が変わることがあります。その点、小池さんはせりふに強弱をつけて演技ができているとは思います」(同)

 と、良い部分もあると述べる。

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