【光る君へ】彰子が入内して悩みが絶えず… “危篤”が描かれた道長は、何度も倒れる病弱体質だった

国内 社会

  • ブックマーク

彰子を入内させたから何度も倒れた

 NHK大河ドラマ『光る君へ』では、藤原道長(柄本佑)は、これまで非常に丈夫な健康体の青年として描かれてきた。ところが、第28回「一帝二后」(7月21日放送)で、はじめて病に臥せった。二人目の妻である源明子のもとで倒れ、しばらく危篤の状態が続く様子が描かれたのだ。まひろ(吉高由里子、紫式部のこと)にも夫の宣孝(佐々木蔵之介)から伝えられ、回復するまで必死に祈る様子が描写された。

 しかし、史実の道長はかなり病弱だった。第28回であつかわれた期間にかぎっても、体調を崩したのは、記録にあるだけでも1回きりではない。...

つづきを読む