ミニスカポリス・来栖あつこ 交際男性と金銭トラブルで価値観が激変「顔面偏差値」→「稼いでくれ」

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大騒動に発展 当時を振り返る

第3回【ミニスカポリスの制服は「家でジャブジャブ…」 来栖あつこ、クリーニング屋に持って行かなかったワケ】からの続き

 女優でタレントの来栖あつこ(46)。20代の頃は、「ミニスカポリス」5代目リーダーとして活躍し、俳優としてテレビや舞台にも出演した。一方、プライベートでは、当時付き合っていた男性との間で、金銭をめぐる“トラブル”が起き、大騒動に発展した。改めて、当時のことを振り返ってもらった。(全5回の第4回)

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――31歳の時、交際していた男性との間に発生した金銭トラブルを、週刊誌で突然告白されました。
 当時は人生が終わったと思うほどの出来事でしたが、今振り返ると小さなことだったなと思います。金額的にも、何千万とか何億円というレベルではなかったので、本当にささいなことで騒がせてしまったなと思っています。

――当時は大騒ぎとなり、メディアも大きく報じました。

 想像していたよりも、マスコミが大きく取り上げてしまったんです。タイミングが悪く、ブログに「もういいや」と書いたところ、「この子、やばいんじゃないか」と、さらに騒がれてしまいました。

――どのように対応したらよかったのでしょうか。

 当時の芸能界では、黙ってやり過ごすのがよいという風潮がありました。ただ、その時は先にコメントを出した側が正論という流れになっていて、私は「もう嫌だ。言おう」と思い、ブログに書いたんです。

――その後、女性週刊誌のインタビューを受けています。

 振り返ると、受ける必要はなかったですね(笑)。当時はYouTubeなどがなかったので、他のメディアに頼るしかなかったんです。

私は29歳、相手が20歳くらい

――大変な時期を過ごされたんですね。

 そうですね。問題が起こった当時、私は29歳で、相手が20歳くらいでした。振り返ると、とても変な人に引っかかってしまったと思います。

――立ち直れたのはいつ頃ですか。

 立ち直るのに1年くらいかかりました。その間、芸能人とは付き合わないと振り切りました。サラリーマンの方が好きと(笑)。“顔面偏差値”はいらなくて、それよりも“稼いでくれ”と(笑)。

――当時のことについて、今伝えたいことや訂正したいことはありますか。

 私のことを「売名」と言ってきた人がいましたが、決してそんなことはありません。相手のファンの方からも「この女に騙された」と言われましたが、そうではないんです。でも、信じた私が一番悪い。自己責任ですね。

――その後、仕事はどうなったのでしょうか。

 騒動の間も、PRの仕事は淡々と続けていました。芸能の仕事も、1年後くらいから少しずつ再開しました。26歳ぐらいから約4年間、現在の所属事務所から離れていたんです。

――芸能の仕事を再開した経緯を教えてください。

 30歳の時に、たまたま「ミニスカポリス」のプロデューサーと食事をする機会があったんです。なんか娘のように可愛がってくださった方で、心配してちょこちょこ連絡をくれていました。その時、「最近どう?」と聞かれて、「もう一回、芸能をやってみたいなと思っています」って伝えたら、「じゃあ、やっぱり元の事務所に行くのがいいんじゃない」と言ってくれて、もう一回(現在の事務所と)繋いでくださいました。

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